双頭のヘビ、米動物園に復帰 左右の頭が別方向に向かい負傷

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米テキサス州の動物園に戻ってきた双頭のヘビ「パンチョ・アンド・レフティー」/Cameron Park Zoo

米テキサス州の動物園に戻ってきた双頭のヘビ「パンチョ・アンド・レフティー」/Cameron Park Zoo

(CNN) 米テキサス州ウェーコのキャメロンパーク動物園に、2年あまりのブランクを経て双頭のヘビが戻ってきた。来園者の注目を集めそうだ。

ヘビの名前は「パンチョ・アンド・レフティー」。カントリー音楽の楽曲「パンチョと左きき」にちなんで命名された。

この無害なセイブネズミヘビは、生後数週間の時に地元住民によって発見され、同動物園に寄贈された。

それから7年。当時20センチほどだった体長は約90センチまで伸びた。

左右どちらの頭が強いのかとのCNNの質問に、動物園で爬虫(はちゅう)類の世話を監督するブライアン・ヘンリー氏は、「優勢なのは右の頭だが、左の頭も意思を持っている」と説明する。

問題が起きるのは、「レフティー」こと左の頭と「パンチョ」こと右の頭が別方向に向かう時だ。そうなると障害物に引っかかり、自らの体を傷つけてしまう。

2021年には傷がひどくなり、動物園での展示を中止して治療と療養に専念せざるを得なくなった。

ヘンリー氏によると、どちらの頭も食事を取るが、優勢な右の頭が左の頭を餌から引き離すこともあるという。食べる量は右の頭の方が多いものの、結局はすべて同じ胃袋に入る結果になる。

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