米オーランド空港、銃持った男を拘束 運航に支障も
(CNN) 米フロリダ州のオーランド国際空港で30日夜、銃を持った男が警察と長時間にわたってにらみ合いを続けた末に、拘束された。事件の影響で便の運航にも支障が出ている。
オーランド警察はツイッターで容疑者の拘束を伝え、「全員無事」と報告した。
警察によると、空港のターミナルに銃を持った男がいると通報があり、警官が駆けつけた。発砲や銃撃戦などは起きていない。警察は空港のレンタカーエリアで男の説得を続けて確保に至ったと説明している。
出張でオーランドを訪れてレンタカー会社のカウンター前にいたというデービッド・ヘスさんは、係員が駆け込んできて「銃を持った男がいる。隠れて」と叫んだと証言する。
ヘスさんたちはガレージに隠れ、数分後、容疑者が包囲されたと係員から告げられた。ヘスさんはそのまま車を借りて、無事空港を離れることができたという。
事件の影響で便の運航にも支障が出ている。米連邦航空局のウェブサイトに掲載された情報によると、同空港の出発便は運航を見合わせ、空港によれば到着便にも影響が出ている。
空港前には警察の車両が何台も連なり、周辺の道路では激しい渋滞が起きた。