米独立記念日のホットドッグ早食い、ハリケーン復興祝うイベントに
ニューヨーク(CNN) 米独立記念日の7月4日にニューヨーク市ブルックリンのコニーアイランドで毎年開催されるホットドッグ早食い競争が今年は大型ハリケーンの被害からの復興を祝うイベントになる予定だ。
昨年秋に米東海岸を襲った大型ハリケーン「サンディ」では、コニーアイランドにある遊園地のジェットコースターや有名な板張りの遊歩道だけでなく、地元の商店や企業も大きな被害を受けた。
大会を運営するジョージ・シアさんは、「いまだかつて見たこともないような形で人々が力を合わせた」とし、「地域社会と市、連邦、州政府が力を合わせ、コニーアイランドは復活した」と述べた。
ニュージャージー州やニューヨーク州の沿岸地域の経済は、夏の観光収入に大きく依存している。そのため、夏に向けて復興が急ピッチで進められてきた。独立記念日も例年通りの形で祝われる。
そして独立記念日の目玉といえば、ホットドッグの早食い。98回目となる今大会では、カリフォルニア州サンノゼから参加するジョーイ・チェスナットさんが史上初の7連覇を狙う。チェスナットさんは昨年、10分間に68個のホットドッグを食べきった。
チェスナットさんは3日、「私は29歳だ。以前より少し太ったが、医者からは健康だと言われている」と語った。
女性部門ではバージニア州アレクサンドリアから参加のソーニャ・トーマスさんが連覇を狙う。トーマスさんの昨年の記録は45個。もう10年も参加を続けており、今年の目標は50個だ。「46も47も48も49も同じようなものだけど、50となると全く違う数字になる。違うレベル」とトーマスさんは話す。