E.T.、ヨーダ、ピノキオ――映画史上に残るパペット10選
(CNN) 映画界では最新のCG技術を駆使した作品が続々登場するなか、昔ながらのパペット(操り人形)が今もファンを魅了し続けている。歴史に残る10のキャラクターを振り返る。
巨大ロボットが活躍する「パシフィック・リム」、ヒーローものの「ウルヴァリン」「マン・オブ・スティール」、アクション大作「ホワイトハウス・ダウン」――この夏の新作はどれも豪華な仕掛けで映画ファンの目を楽しませてくれそうだ。
しかしCG技術の時代が訪れる前、特殊効果の名手たちはミニチュア模型や錯覚を利用し、パペットを自在に操って空想の世界を作り上げた。E.T.やヨーダをはじめ、パペットのスターたちには、CGで出せない魅力があると主張するファンも多い。
1.カエルのカーミット
操り人形を使った映画製作の第一人者、ジム・ヘンソンが、婦人用の緑のコートで作ったのが始まりとされるカエルのカーミット。目玉は卓球のボールだったという。ヘンソンが生み出した「マペット」(マリオネットとパペットを合わせたキャラクター)の中でも、世界的に知られる人気者だ。
ヒット映画7作品のほかテレビにも数え切れないほど出演し、レコード契約や自伝まである。来年公開予定の「ザ・マペッツ」続編にも登場する。