滑走速度が原因の見方否定、シューマッハのスキー転倒事故
シューマッハさんは昨年12月29日、フランス・アルプスのスキー場で転倒。治療上の措置で過去10日間、意識不明の状態にある。この間、手術を2度受けた。主治医によると、容体は安定しているが重体状態にある。
検察当局者によると、シューマッハさんは標示がある2カ所の滑走コースの中間地点でゲレンデ下に隠れていた岩に衝突。この後、1カ所の滑走コースの端から9メートル離れた地点で倒れていた。
事故の原因解明では今後、かぶっていたヘルメットに装着している小型カメラの映像を分析し、滑っていた地点や滑走速度などの特定を進めるとみられる。