サーキットから氷上へ、メダル獲得にF1チームも「参戦」 ソチ五輪
(CNN) 自動車レースの最高峰のひとつ、フォーミュラワン(F1)の名門である英マクラーレンにとって、2013年シーズンは散々な年だった。しかし、14年は挽回(ばんかい)のチャンスが大いにありそうだ。
鍵となるのはロシア。南部のソチでは10月、ロシア初となるF1グランプリ(GP)が開催される予定だ。さらにそれ以前にも、マクラーレンの真価を試す機会がやって来る。開催を間近に控えたソチ冬季五輪である。
マクラーレンは特にスケルトンとボブスレーの分野で英国五輪チームに協力している。同社の応用技術研究所(MAT)を通じて技術提携する形だ。
MATのプロジェクトを管理するのは、同社のF1チームの一員としてレースシミュレーターの開発などに携わってきたキャロライン・ハーグローブ氏。同氏は「これまでの夏季五輪と同様に、メダル獲得のチャンスが大きい種目に集中している」と話す。
過去の五輪において、マクラーレンは大きな成功は収めてきた。