こけしから怪獣まで――日本のおもちゃ展が好評 米SF空港
戦後になると日本映画や漫画の文化が栄え、多くの人気キャラクターが誕生した。
SFOミュージアムによると、特別展が始まってからこれまでに第3ターミナルを通過した旅行者は460万人余り。インターネット上のツイッターやインスタグラムで連日話題になるなど、同ミュージアムのイベントとしては過去最高の人気を呼んでいる。
4月22日には北カリフォルニア日本協会が、おもちゃ収集家として知られるマーク・ナガタ氏をゲストに迎え、パネルディスカッションやガイドツアーを実施する。空港利用者以外の参加も受け付けるが、保安上の理由から事前予約が必要となる。
SFOミュージアムは80年代、空港の一角に設けたギャラリー・スペースからスタートした。空港内に芸術作品などを展示する企画は近年盛んになっているが、米美術館協会(AAM)に正式に認められているのはSFOミュージアムだけ。
現在では20のギャラリーで年間計40件の展覧会を開催している。