W杯、FBで投稿など30億件 ツイッターも新記録
国際サッカー連盟(FIFA)によると、FIFAの公式サイトやソーシャルメディア上のアカウント、公式アプリを利用した人の数は10億人以上。アプリのダウンロード数は2800万件と、スポーツ・イベントで最大のヒットになった。
ブラッター会長は「携帯機器とソーシャルメディアが本格的に活用されたW杯は今回が初めて。利用者10億人という規模が一体感をもたらした」と振り返る。
特に目立ったのは、これまでサッカーにそれほど強い関心を示していなかった米国での人気だ。FIFAによると、米国代表が敗退するまでの28日間で、米人口の1割以上に当たる3670万人がW杯関連サイトなどを利用した。利用者が費やした時間を合計すると、のべ847年と143日にも及ぶという。
決勝戦でも、フェイスブックに書き込んだ人のうち1050万人は米国人だった。対戦したアルゼンチンの700万人、ドイツ500万人を上回り、サッカー熱が冷めていないことをうかがわせた。