クロアチアが3ゴールで完勝、アルゼンチンは敗退の危機
(CNN) グループDのアルゼンチン対クロアチアは、クロアチアが3点を奪う猛攻で完勝した。初戦から2連勝のクロアチアはこれでグループステージ突破が確定。逆にアルゼンチンはグループ敗退が現実味を帯びる結果となった。
お互いに決定的なチャンスを決めきれず0-0のまま迎えた後半、クロアチアは相手GKの不用意なクリアをレビッチがダイレクトボレーでゴールに叩き込み先制した。
同点に追いつくべく前がかりに攻めるアルゼンチンだったが、クロアチアはエースのモドリッチが持ち前のスキルを駆使した鮮やかなミドルシュートを決め、点差を広げた。
ロスタイムにはラキティッチがダメ押しの3点目。失点も0に抑え、前回準優勝のアルゼンチン相手に大勝を飾った。
アルゼンチンは素早いパス交換でクロアチアゴールに迫る場面もあったが得点は奪えず。エースのメッシはボールに絡む時間が少なく、クロアチアDFのストリニッチと交錯した際に怒りをあらわにするなど、試合を通じていら立ちが見て取れた。
W杯で過去2回の優勝を誇るアルゼンチンだが、今大会はここまで2試合を戦い1敗1分け。グループリーグ突破が危うい状況に追い込まれている。