チームのバス襲撃、選手負傷で大会決勝延期 南米サッカー

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スタジアムを後にするリーベル・プレートのサポーター/Demian Alday/Getty Images South America/Getty Images

スタジアムを後にするリーベル・プレートのサポーター/Demian Alday/Getty Images South America/Getty Images

(CNN) サッカーの南米連盟などは25日までに、南米クラブ王者を決めるリベルタドーレス杯の決勝第2戦を1日延ばし、25日に実施すると発表した。

決勝にはアルゼンチンの宿敵同士であるボカ・ジュニアーズとリバープレートが進んでいるが、ボカの選手バスが24日、ブエノスアイレスのリバープレートのホームに向かっていた際、リバープレートのサポーターに物を投げられるなどの混乱が起きたための措置。

アルゼンチンの国営通信Telamによると、バスへの襲撃でボカの主将であるパブロ・ペレス、MFゴンザロ・ラマルドの両選手がけがし、病院で手当てを受けた。

地元のCNN系列局「TN」によると、リバープレートのサポーター29人が逮捕された。警官約2000人がリバープレートの本拠地スタジアム周辺に配置され、群衆を規制するため催涙弾が発射された。

両クラブのサポーターの敵対心は激しく、決勝戦はホームのクラブのサポーターだけに開放されてもいた。

南米連盟によると、24日のバス襲撃を受け決勝第2戦は当初、数時間ずらして開催予定だったが、両クラブは1日延ばすことで合意した。決勝第1戦は2−2で引き分けていた。

ボカはこれまでリベルタドーレス杯を直近の2007年を含め計6度制覇。リバープレートは3度優勝している。両クラブが決勝で顔を合わせるのは同杯の歴史約60年の中で初めて。

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