ブレークダンスをオリンピック新種目に、パリ2024提案
(CNN) 2024年パリ五輪組織委員会は21日、オリンピックの新種目としてブレークダンスの採用を提案した。
ブレークダンスに加えてサーフィン、スポーツクライミング、スケートボードの4種目を提案している。
オリンピックの新種目として正式に承認するかどうかは、国際オリンピック委員会(IOC)が2020年12月までに最終決定を出す。
IOC広報は今回の提案について、オリンピックの活性化を目指す目標に沿っているとして歓迎の意向を示した。IOCも、「オリンピックのプログラムをジェンダーバランス、若者重視、都会性に配慮したものにするというオリンピックアジェンダ2020の改革目標に沿っている」との声明を発表している。
ブレークダンスは2018年にアルゼンチンのブエノスアイレスで開かれたユースオリンピック競技大会でデビューした。しかしまだオリンピックの正式種目にはなっていない。
2018年の大会には若者がニックネームで出場し、ロシアのバンブルビー選手が金メダルを獲得した。
パリ2024のツイッターではブレークダンスについて、「普遍的な人気のあるアーバンスポーツ。フランスには100万人以上のBボーイとBガール(ブレークダンサー)がいる」としている。
一方、サーフィン、スポーツクライミング、スケートボードの3種目は2020年の東京オリンピックから採用される。
スカッシュ、スヌーカー、チェスもパリ2024の新種目として推す声が上がっていたが、いずれも落選した。