スター・ウォーズの「爆弾型」コークは禁止品目 米空港保安当局が見解
(CNN) 米ウォルト・ディズニーの新テーマランド「スター・ウォーズ・ギャラクシーズ・エッジ」で土産品として限定販売されている球形のコカ・コーラのボトルは、機内に持ち込むことも、預け荷物に入れることもできない――。空港の保安検査を担当する米運輸保安庁(TSA)がそんな見解を明らかにした。
スター・ウォーズをテーマにした球形ボトル入りのコカ・コーラは、米カリフォルニア州アナハイムとフロリダ州オーランドにオープンしたスター・ウォーズのテーマランドのみで限定販売されている。ボトルの形状はドロイドのようにも、爆弾のようにも見える。
TSAはツイッターを通じて寄せられた質問に対し、「模造品や不活性の爆発物は、機内に持ち込むことも、預け荷物に入れることもできない」と答え、このボトルが禁止品目に当たるという見解を示した。
このボトルを巡っては、ギャラクシーズ・エッジのプロジェクトを手掛けたディズニーの幹部が、シリーズ映画「ジェダイの帰還」に登場する架空の爆弾のように見えると発言したことがある。
ギャラクシーズ・エッジでは、ライトセイバー(200ドル)やチューバッカのバックパックなどと並んで土産物として販売されており、値段は5.49ドルと、同テーマランドの土産品の中ではかなり安い。まとめ買いを防ぐため、1回に購入できるのは3本まで。
ディズニー広報は今回のTSAの判断に関するコメントを避けている。コカ・コーラからもTSAからもコメントは取れなかった。
Thanks for asking! Replica and inert explosives aren't allowed in either carry-on or checked bags.
— AskTSA (@AskTSA) 2019年8月13日