米ブルワーズのピッチャー、壁を殴って手骨折 ポストシーズン絶望の公算大
(CNN) 米大リーグ、ミルウォーキー・ブルワーズの救援投手デビン・ウィリアムズは29日、飲酒後のいら立ちから壁を拳で殴って骨折し、ポストシーズン欠場の可能性が高くなったことを明らかにした。
ウィリアムズは26日、ナショナルリーグ中地区優勝の祝勝会に参加。酒を飲み過ぎたため、帰宅途中で何かに「いらいらや動揺」を覚え、ピッチングに使う方の手で壁を殴ったという。
「自分で自分に腹が立つ」。ウィリアムズはそう吐露し、「他の誰でもなく自分の責任だ。チームやコーチ陣、ファン、あらゆる人を失望させてしまったと思う」などと語った。
同チームの野球部門を統括するデービッド・スターンズ氏によると、ウィリアムズは手術が必要で、プレーオフには出場できない公算が大きい。ただ、チームが10月26日開始のワールドシリーズに進出すれば、復帰の可能性もわずかながらあるという。
ウィリアムズは昨年、ナショナルリーグの新人王を獲得。今シーズンは54イニングを投げ、8勝2敗、防御率2.50、87奪三振を記録していた。
ウィリアムズは故障者リストに入り、3Aの傘下チームからピッチャーのコリン・レイが昇格した。