米国生まれ中国代表の谷愛凌、スキーハーフパイプも金 歴史に名を残す

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フリースタイルスキーの谷愛凌がハーフパイプで今大会2個目となる金メダルを獲得/Ben Stansall/AFP/Getty

フリースタイルスキーの谷愛凌がハーフパイプで今大会2個目となる金メダルを獲得/Ben Stansall/AFP/Getty

(CNN) 北京冬季五輪で旋風を巻き起こしている女子フリースタイルスキー中国代表の谷愛凌(アイリーン・グー、18)が18日、ハーフパイプ決勝で今大会2個目となる金メダルを獲得した。

谷は先週のビッグエアで金メダル、15日のスロープスタイルで銀メダルを獲得しており、同一大会で3個のメダルを獲得した初のフリースタイルスキー選手となった。

ハーフパイプが最も得意という谷は最初から他を圧倒した。

何度もハーフパイプの壁で加速して空を舞うと、優雅な回転技を決め、スタンドに集まったファンから喝采を受けた。

1回目で既にがっちり首位を固めていた谷は2回目でさらに成績を伸ばし、95.25という圧巻のスコアを獲得。3回目に臨む際には既に金メダルを確信していた。

谷は斜面の上でコーチと抱擁を交わし、もう一度ハーフパイプを降りると、最後は難易度の低いジャンプでフィニッシュ。空中でポーズを決めて勝利を祝った。

試合後には五輪初出場で歴史に名を刻んだ今大会を振り返り、一番の気持ちは「深い感謝と決意」と語った。

今大会最大のスターの1人となった谷にとって、北京冬季五輪は大きな転機になった。

米カリフォルニア州で生まれ育った谷は2019年に中国代表を選択。今大会を前に人気が急上昇し、広告やCM、雑誌の表紙、国営テレビなど至る所で取り上げられた。

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