プレスリーさん元妻、急死した娘の遺言状の有効性争う
(CNN) 故エルビス・プレスリーさんの元妻のプリシラ・プレスリーさんが、今月急死した娘のリサ・マリー・プレスリーさんの遺言状の有効性を争っていることがわかった。
CNNが入手した裁判所への提出書類によると、プリシラさんの弁護士はリサ・マリーさんの遺言状に2016年に加えられた修正を争う申し立てを行った。
申し立てによれば、リサ・マリーさんは共同管財人からプリシラさんと元ビジネスマネジャーのバリー・シーゲル氏を外し、代わりに自分の子どものライリー・キーオさん、ベンジャミン・キーオさんを指名した。ベンジャミンさんは20年に死去している。
プリシラさんはリサ・マリーさんの生前に修正を受け取っておらず、文書にはプリシラさんの名前のスペルミスがあったという。また、修正が立ち会いや認証もなく行われたと指摘し、リサ・マリーさんの署名も「いつもの署名と一致しないように見える」としている。
CNNはプリシラさんとリサ・マリーさんの遺産財団の代理人にコメントを求めている。
リサ・マリーさんはエルビス・プレスリーさんの一人娘。今月12日にロサンゼルスの自宅から心停止とみられる状態で病院に搬送され亡くなった。54歳だった。
死因についてはロサンゼルス郡検視官が今後詳しく調査する。