GKが101メートルのゴール、サッカー史上最長記録更新か 南米チリ

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アルゼンチン人ゴールキーパーのレアンドロ・レケーナがゴールを決めた/From TNTSportsCL/Twitter

アルゼンチン人ゴールキーパーのレアンドロ・レケーナがゴールを決めた/From TNTSportsCL/Twitter

(CNN) 南米チリのサッカー1部リーグ試合で、コブレサルに所属するアルゼンチン人ゴールキーパーのレアンドロ・レケーナが、あり得ないゴールを決めた。試合は3―1でコブレサルがコロコロに勝利した。

コブレサルが2―0でリードしていた77分。レケーナは何気なさそうに見えるゴールキックを放った。

ところがコロコロのGKブライアン・コルテスは、ペナルティーエリアから離れた場所にいた。ボールはワンバウンドしてコルテスの頭上を越え、ゴールへ飛んだ。

必死でボールを追いかけるコルテス。しかし途中でつまずいてしまい、ボールはそのままゴールラインを越えた。

TNTスポーツチリによると、レケーナは101メートルの距離からゴールを決めた。もしギネス記録に認定されれば、これまでの記録を破って史上最長のゴールとなる。

これまでの最長は96.01メートル。2021年、英イングランド4部リーグのニューポート・カウンティに所属するトム・キングが、対チェルトナム・タウン戦で記録した。

レケーナは地元ラジオ局の取材に対し、「本当に記録申請してもらえるのかとマネジャーに尋ねると、『もちろんだ』という答えが返ってきた」と語っている。

現在は実際の距離の確認作業を進めており、フィールドの距離をチェックするよう、チリサッカー連盟から連絡があったという。「個人的にうれしいだけでなく、組織のためにも、チリのサッカーのためにも最高にうれしい」とレケーナは話す。

コブレサルのスタジアムが標高2400メートルの高地にあったことも、目覚ましいゴールが決まった一因だったかもしれないとレケーナは言い、「ボールが足を離れた瞬間、頭を抱えた。明らかに反撃できる位置に2人の選手がいたのに、ボールが長すぎたから」「バウンドしたボールがブライアンの頭上を越えたのを見て、入ると思った」と振り返っている。

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