イースター島のモアイ像、火災で「取り返しのつかない」被害

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火災で高温にさらされたモアイ像/Rapa Nui Council

火災で高温にさらされたモアイ像/Rapa Nui Council

(CNN) 南米チリのイースター島で火山から始まった火災が広がり、世界遺産に登録された巨石像「モアイ像」などの遺跡が焼ける被害が出ている。地元の先住民やチリ当局が明らかにした。

先住民団体によると、火災は近くにあるラノララク火山から3日に発生し、100ヘクタール以上に燃え広がった。この火災で、ポリネシア人によって500年以上前に建造されたモアイ像が損傷した。

ラパヌイ国立公園を管理する先住民団体の代表は6日、「取り返しのつかない」ダメージを負ったと述べ、目に見える以上の被害が出ていると語った。

ラパヌイの名は、先住民がこの島に付けていた名称に由来しており、国立公園ではラパヌイの文化遺産が保護されている。

南米チリから約3500キロに位置するイースター島は、観光客にとってあこがれの地でもある。

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