右膝負傷のジョコビッチ選手、パリ五輪に出場へ
(CNN) テニスの全仏オープンで右膝(ひざ)負傷のため準々決勝を棄権したノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、パリ五輪に出場する見通しとなった。
セルビアのオリンピック委員会が18日に発表した。
ジョコビッチは今月初め、全仏オープンの4回戦で右膝を痛めた。半月板の手術を受け、五輪出場が危ぶまれていた。
今月6日にはSNSに「手術は成功した」と投稿したが、療養期間には言及せず、「できるだけ早く」復帰できるよう努めると書き込んでいた。
ジョコビッチはこれまで四大大会シングルス通算24勝を挙げるなど、数々の記録を達成してきた。五輪には4回出場したが、いずれも金メダルを逃している。
ジョコビッチは先月のインタビューで、「五輪で母国のために金メダル、あるいは何かしらのメダルを取ることが大きな望み。今シーズン最大の目標だ」と語っていた。