妊娠7カ月で銅メダル、史上初 パリ・パラリンピックのアーチェリー
(CNN) パリ・パラリンピックは8月31日、アーチェリー女子コンパウンド個人(車いす、立位など)の試合が行われジョディ・グリナム(英国)が銅メダルを獲得した。グリナムは妊娠7カ月で、国際パラリンピック委員会(IPC)によれば、妊娠中の選手がメダルを獲得したのは史上初。
グリナムはショットの際にお腹の赤ちゃんに蹴るのをやめてもらうなど独特の挑戦に直面した。
パラリンピックのウェブサイトによれば、グリナムは試合後、「赤ちゃんのキックは素晴らしい。第3エンドには、『今は駄目、ママはあなたを愛しているけれど、すぐにキックできるから』と思った」と語った。
それでも赤ちゃんは蹴るのをやめず、何が起きているの、とても騒がしいよ、と尋ねているようだったなどと振り返った。