因縁のホットドッグ早食い対決、チェスナットさんが小林さんに勝利

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ホットドッグ早食い対決で自らの記録を更新し勝利したJ・チェスナットさん(中央)/David Becker/Getty Images

ホットドッグ早食い対決で自らの記録を更新し勝利したJ・チェスナットさん(中央)/David Becker/Getty Images

(CNN) 米動画配信大手ネットフリックスの番組で2日、プロのホットドッグ早食い対決が開かれ、世界記録保持者のジョーイ・チェスナットさん(40)が自らの記録を更新して長年のライバル小林尊さんに勝利した。

「未完のビーフ」と銘打った大会は米ラスベガスで開催。10分間で平らげたホットドッグの数はチェスナットさんが83個、小林さんは66個だった。

チェスナットさんは3年前にホットドッグ76個を10分で食べた世界記録の持ち主。今回、この記録を自ら更新した。

「私は何年も前からホットドッグ80個に挑んできた。小林がいなければ達成は不可能だった」。チェスナットさんは大会後にそう語り、「お互いずっと仲が良かったわけではない。互いを押し合ってベストを尽くした」と振り返った。

2人の因縁対決は15年ぶり。小林さんは通訳を介して「やりきった感がある」とコメントした。

チェスナットさんは賞金10万ドル(約1470万円)とホットドッグ形のトロフィー、チャンピオンベルトを授与された。

チェスナットさんはネイサンズが主催する米独立記念日恒例ホットドッグ早食い大会で連勝記録をもつ。しかし今年は競合する植物由来食品のインポッシブルフーズと契約を結んだことを理由に、ネイサンズ大会は出場禁止となった。

2007年にはチェスナットさんが66個のホットドッグを平らげ、優勝6回のチャンピオンだった小林さんを破っていた。

小林さんは08年と09年もチェスナットさんからの王座奪還を果たせず、その後は契約をめぐる争いのためネイサンズの大会に出場できなくなった。

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