ドジャース、4年ぶりWS進出へ ヤンキースと対決
(CNN) 米大リーグは20日、ロサンゼルスで、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)の第6戦が行われ、ドジャースがメッツを10―5で破り、2020年以来となるワールドシリーズ(WS)進出を決めた。
ドジャースは、トミー・エドマンが4打点を挙げるなどチームをけん引し、メッツを退けた。
試合は開始早々に動いた。
ドジャースは一回表に先発のマイケル・コペックがトラブルに見舞われた。メッツは3塁に走者を置いた状況で、ピート・アロンソが内野安打を放つと、悪送球もからんで、メッツが1点を先制した。
だが、ドジャースもメッツ先発のショーン・マネイアに襲い掛かる。大谷翔平がヒットで出ると、テオスカー・ヘルナンデスも出塁。このシリーズ好調のエドマンがタイムリーヒットを放ち、ドジャースが2―1と逆転した。
ドジャースはエドマンの2ランホームランなどでリードを広げるが、メッツもマーク・ビエントスの2ランホームランでスコアは6―3に。
メッツは六回表に満塁のチャンスを迎えるが、得点は挙げられず。得点圏に走者を進めながらヒットの出なかったメッツには大きな代償となった。逆にドジャースは六回裏に大谷のヒットで1点を追加し、試合を決めにかかる。
その後、両チームが得点を挙げたが、試合はドジャースが勝利し、WSへの進出を決めた。
11打点を挙げたエドマンが今シリーズのMVPを獲得した。
ドジャースはWSで、ア・リーグを制したヤンキースと対戦する。WSの開幕は25日。