トランプ氏、ジョン・ボイト氏ら有名俳優3人をハリウッドの「特別大使」に
(CNN) 米国のトランプ次期大統領は16日、俳優のジョン・ボイト氏、メル・ギブソン氏、シルベスター・スタローン氏がハリウッドの「特別大使」を務めることになると明らかにした。
トランプ氏は自身のSNS、トゥルース・ソーシャルへの投稿で、特別大使の任命について、ハリウッドを「かつてないほど大きく、素晴らしく、強い姿にして取り戻す」ことが目的だと述べた。過去4年間、ハリウッドは多くの事業で諸外国に敗れてきたとの見方も示した。
ボイト氏は長年にわたるトランプ氏の支持者で、2016年の大統領選でも同氏を支えた。19年には当時大統領だったトランプ氏から国民芸術勲章を授与されている。
ギブソン氏は昨年10月、芸能ニュースサイト「TMZ」の取材に答えてトランプ氏への支持を表明。またハリス副大統領の知性を侮辱する発言もしていた。最近ではFOXニュースの番組に出演し、カリフォルニア州での山火事にまつわる陰謀論を拡散した。同氏はこの火事で自宅を失った。
スタローン氏は、24年大統領選の後半からトランプ氏を支持。昨年11月のイベントでトランプ氏を「第二のジョージ・ワシントン」、「まさしく神話的な人物」として紹介した。
16日の投稿でトランプ氏は、「大変な才能に恵まれたこの3人の人物が私の目となり、耳となる。私は彼らの提案したことを実行するだろう。米国と同様に、ハリウッドの黄金時代も復活することになる」と強調した。