米俳優ジョージ・クルーニー、農場でトラクター運転の実生活明かす
(CNN) 米俳優で映画監督のジョージ・クルーニーさん(63)が米紙ニューヨーク・タイムズのインタビューの中で、妻のアマル・クルーニーさんと7歳の双子の家族で暮らす生活の様子を率直に語った。
クルーニーさん一家は英イングランドと米ケンタッキー州にも家があるものの、最近はもっぱらフランスの農場に住んでいるという。
「ケンタッキー州で育ったので、農場から離れ、あの生活から離れることだけを望んだ」「けれど今、自分はその生活に戻っている。トラクターを運転したりとか。それが普通に生活する最高のチャンスなんだ」とクルーニーさんは言う。
ニューヨーク・タイムズ紙の記事は冒頭で、クルーニーさんの喫煙のエピソードを紹介している。たばこは好んで吸っているわけではなく、2005年の映画「グッドナイト&グッドラック」を舞台化した作品でエド・マロー役としてブロードウェイデビューを果たすためだという。
「もっとうまく吸えるようにならないと」「子どもたちに見られないよう、外に出て少し吸うんだ」とクルーニーさんは打ち明ける。
ただし喫煙を楽しんでいるわけではなさそうだ。クルーニーさんのおじとおばは8人全員が肺がんで命を落とした。
歌手で女優だったおばのローズマリー・クルーニーさんは、クルーニーさんが影響を受けた親類の一人。02年に74歳で亡くなった。
ジャーナリストの父ニック・クルーニーさんだけは例外だった。「たばこを吸わなかったのは父だけ。父は91歳になった」
最近、30年ぶりにボウリングを楽しんだエピソードを紹介したクルーニーさんは、63歳になっても双子の子どものおかげで活発さと若さを保てると語った。