火星探査機操縦の職員、NASAからグーグルへ転職
マクスウェルさんが手がけたソフトウエアは、火星探査機「スピリット」と「オポチュニティ」、さらには昨年8月に着陸した「キュリオシティ」のコントロールに使われてきた。
ジェット推進研究所で共に探査機を操ってきた同僚と会えなくなるのは寂しいといい、「今でも探査機操縦担当者のポーカーには招かれる。でもずっと同じというわけにはいかない」と心境を明かす。
グーグルではロサンゼルス地域にあるオフィス勤務となり、ロケットやシャトルからは離れるが、将来宇宙分野に戻る可能性もあるというマクスウェルさん。技術的に可能になれば火星にも行ってみたいと意欲を見せ、「もし明日にでもロケット船が出るのなら、グーグルをやめてそっちに乗る」と話している。