アップル、新iPadを発表
ニューヨーク(CNNMoney) 米アップルは16日にカリフォルニア州で開いたイベントで、タブレット端末の新製品「iPad Air 2」「iPad mini 3」を発表した。また、米国で20日から決済サービス「Apple Pay」の提供を開始することも明らかにした。
iPad Air 2、iPad mini 3とも指紋認識機能の「Touch ID」を搭載する。同機能はこれまでスマートフォンの「iPhone」のみで提供していた。iPadのTouch IDはApple Payを使ったインターネットでの買い物に利用できる。ただ、新しいiPhoneと違って店舗のレジでの決済には利用できない。
Air 2の厚さはわずか6.1ミリ。処理能力やカメラ性能、Retinaディスプレイの性能も強化された。
両製品とも17日から予約の受け付けを開始し、来週中に出荷する。色はこれまでのシルバーとダークグレーにゴールドが加わった。
米国での販売価格は、容量16ギガバイトのWiFiモデルでiPad Air 2が499ドル(約5万3000円)、iPad mini 3が399ドル(約4万2000円)。これまでのiPadは値下げする。
デスクトップ型コンピューターは27インチの「iMac」を発表。2499ドル(約26万5000円)で同日から出荷を開始した。
Mac向けの新しいOS「OS X Yosemite」も、16日から無料提供を開始した。モバイル向けOSの更新版となる「iOS 8.1」は20日に公開予定。