携帯電話会社との契約、2020年までに不要に?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

しかし新世代のホットスポットではWi-Fiと第4世代(4G)LTEサービスのシームレスな切り替えが可能になり、セキュリティー対策も向上する。マッコーリーの予想では、Wi-Fiのセキュリティーに対する不安は2016年までに解消される見通しだ。

「あと数年もすれば米国のほとんどの消費者は、LTE契約を打ち切ってCATV会社のWi-Fiサービスを使うことを検討するようになる」とマッコーリーは予想する。

ブロードバンドサービスを提供するCATV大手は既に動きを見せている。各社が提携して全米のWi-Fiネットワークを相互に結び、海外展開も拡大する。

これは米携帯電話大手にとって大きな脅威になるかもしれない。例えばベライゾンのモバイルデータ通信は2018年までに最大で4分の1がWi-Fiに移行する可能性があり、年間14億ドル(約1600億円)近い減収につながるとマッコーリーは予想する。

そうした減収を補うために、携帯電話各社は競ってコムキャストのようなCATV大手との提携を模索することになりそうだ。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「Tech」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]