MacにもSiri登場、メッセージなど開放 アップル開発者会議
メッセージのスナップチャット化
メッセージアプリも開発者に開放される。IT各社はメッセージングアプリに力を入れ、「スカイプ」や「フェイスブック・メッセンジャー」などの機能強化を図っている。アップルの「メッセージ」にはステッカーアプリや送金アプリが追加され、ランチの注文や同僚との共同作業、料金の支払いなどもメッセージでできるようになる。
人気アプリ「スナップチャット」に対抗して絵文字は3倍の大きさで表示されるようになり、絵文字のボタンをクリックすると、自動的に絵文字に入れ替わる単語の候補が表示される。写真やビデオに文字やイラストを入れたり、アニメ画像の紙吹雪や花火などの背景を加えたり、その時の気分に応じて文字を拡大・縮小したりもできる。
写真アプリはグーグル的に
写真アプリはグーグルの写真アプリに対抗した自動化機能が加わる。新しい顔認識機能では、例えば妹の顔をタップすると妹が写った写真をすべて表示。場所や物体(パリ、海など)も認識してライブラリの中から検索できる。
写真やビデオをライフイベントごとに整理して、それぞれの「メモリー」に自動的に仕分けする機能も導入される。