アップル、ワールドトレードセンター店をオープン 米NY
ニューヨーク(CNNMoney) 米ニューヨークのワンワールドトレードセンターに面したターミナルビル内に16日、米アップルの直営店がオープンした。
マンハッタンで7店目となるアップル直営店は、地下鉄などの駅がある「ワールドトレードセンター・トランスポーテーションハブ」内にあるショッピングセンター「オキュラス」の2フロアを利用。直営店の中でも最もモダンで抽象的なデザインを採用している。
店の内装や展示用テーブルはカーブを描く建物のデザインに合わせて配置され、2階の天井は翼をイメージしたオキュラスの形状に合わせてわずかに傾斜させている。
店内の壁には大型スクリーンを設置、「フォーラム」と呼ばれるコーナーでは客がベンチに座って買ったばかりの製品を試したりできる。ウィンドウショッピングしながらの街歩きをイメージした「アベニュー」の一画もある。
オキュラスのビルは、スペインの建築家サンティアゴ・カラトラバ氏がはばたくハトをイメージして設計。16日はショッピングセンターのグランドオープニングに合わせて、ほかにも数十店舗が一斉に開店した。
ワールドトレードセンターのターミナルでは、ニューヨーク市内やニュージャージーを結ぶ地下鉄の路線が交差し、毎日大勢の通勤客や観光客が利用する。