ロボットに奪われる雇用は日本21%、米38% PwC予想
ホークスワース氏によれば、ロボットやAIの進出によって「労働市場の再編」が予想されるものの、依然として高い雇用水準を維持する業界が多数を占める見通し。ただ、ロボットの進出に伴って社会的格差が拡大しかねないとも警鐘を鳴らした。
ロボットの設計や製造を担う人材、人工知能を補うスキルを持った人材はますます豊かになる一方で、それ以外の人材は取り残されかねないと同氏は述べ、「貧富の格差はさらに拡大する可能性がある」と予想している。
一方、教育、医療、福祉などの職種がロボットに取って代わられるリスクは小さいと予想されている。