米グーグル、ネットで「うつ診断」提供 判断を手助け

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ロンドン(CNNMoney) 米グーグルは28日までに、米国のユーザーが「うつ」や「臨床的うつ病」といった単語を検索すると、質問事項を表示して、利用者がうつの度合いを判定し、専門家の助けが必要かどうか判断するのを支援する取り組みを開始した。

うつ病に関する情報を検索した人の画面に、ボックスが表示され、うつ病かどうか確認するよう促すという。このテストは「PHQ-9」と呼ばれ、活力や食欲、集中力のレベルなどについて尋ねる。

グーグルによれば、こうした情報は取り扱いに注意を要する個人的なものであることを認識しており、答えを保存することはないとしている。

グーグルは今回の取り組みについて、メンタルヘルスに関する民間団体NAMIと協力している。

臨床的うつ病には、米国人のおよそ5人に1人が人生のいずれかの時点でかかるとされる。しかし、NAMIによれば、うつ病の症状がある人でも、専門家の支援を探すまでに、平均して6年から8年の時間がかかるという。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「Tech」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]