ウーバーとボルボが連携、自動運転車実現へ前進
ニューヨーク(CNNMoney) 米配車サービス大手のウーバーとスウェーデンの自動車メーカー、ボルボが自動運転車の実現に向けて提携したことが21日までに分かった。
ウーバーの発表によれば、同社はボルボから数万台単位で車両を購入することで合意した。包括契約の期間は2019年から21年まで。
ボルボはスポーツ用多目的車(SUV)「XC90」をベースにした車両をウーバーに販売する。
ウーバーとボルボは以前からも長期的な協力態勢を敷いていたが、今回の動きは、さらに大きな一歩といえそうだ。両社は昨年、自動運転車の共同開発プロジェクトに3億ドル(約340億円)を投資する計画を明らかにしていた。
ウーバーは米ペンシルベニア州ピッツバーグなどで自動タクシーの実験を行っている。
ウーバーの広報担当は、今回の合意について、ウーバーによる大量生産した自動運転車の本格展開へ向けて道筋をつけるものだと指摘した。