トランプ氏によるツイッター「ブロック」、憲法違反の判決
ニューヨーク(CNNMoney) 米ニューヨーク州の連邦地裁は25日までに、トランプ米大統領がツイッターの利用者をブロックしたことについて、憲法違反との判決を下した。合衆国憲法修正第1条に反するとしている。
判決では、「大統領も含めて、法の上に立つ政府当局者はいない」と指摘。全ての政府当局者が憲法に従うと推定されているとした。
トランプ大統領のアカウントについては、ユーザーがトランプ氏のツイート内容について直接に関与することもできる「相互作用的な空間」だと指摘。こうした空間はパブリックフォーラムであり、政治的発言に基づいてブロックすることは憲法修正第1条違反にあたる見解による差別を構成しているとしている。
司法省はトランプ氏のツイッター上の活動を擁護。大統領であってもソーシャルメディアで誰と時間を消費するのか決定する権利を有しているとしていた。司法省の広報担当は、判決には異論があるとし、次のステップを検討すると述べた。