FBに不具合、共有設定が一般公開に 1400万人に影響
サンフランシスコ(CNNMoney) 米フェイスブックは7日、全世界のユーザー約1400万人について、すべての新規投稿の共有に関する初期設定が一般公開の状態になる不具合が5月18~22日に発生したと明らかにした。新機能をテストする際のトラブルだったという。
不具合の発覚後、フェイスブック従業員は同期間中に該当ユーザーが行った投稿をすべてプライベートの設定に変更した。実際には一般公開を意図した可能性のある投稿についても変更したという。同社はCNNに対し、これらの変更を実施するのに5日かかったと述べた。
不具合の影響を受けたユーザーには7日以降、アプリやウェブサイトを通じてメッセージが届く予定。不具合が発生していた期間、当該ユーザーがフェイスブックで共有した投稿のリストを掲載し、再確認を促す内容となっている。
フェイスブックの個人情報取扱い担当責任者は「問題はすでに解決した」と強調。上記の期間より前の投稿については不具合の影響を一切受けていないと説明した。
フェイスブックの投稿の共有範囲は家族、友達、上司を除く友達などに分かれており、通常は最後に行った投稿の範囲に設定されている。