離れた相手と一緒に自撮り、アップルが集合写真の特許取得
(CNN) 新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めるため、世界中の人たちが自宅にこもる中、米アップルが互いに離れていても一緒に写真を自撮りできるソフトウェアの特許を取得した。
米特許商標庁がアップルの特許を認めたのは、互いに社会的距離を確保しながら集合写真を合成できる「合成グループセルフィー」というソフトウェア。
このソフトウェアでは、ユーザーが友人などを招待し、複数の人物を1枚の写真に並べて集合写真を合成できる。招待された人の自撮り写真は背景が削除され、ユーザーの写真の中に配置される。
この特許は、新型コロナウイルスの世界的な流行に対応してアップルが出願したように思えるが、実は出願したのは2018年で、今月2日に認められた。
社会的距離を確保しながら集合写真を合成できるという/Apple Inc
アップルがこの特許を使ったソフトウェアを実用化するかどうかは不明だが、実現すれば、互いに距離を保ちながら思い出を残す完璧な手段になるかもしれない。