米アマゾンCEO、出社義務を拒否する従業員に警告

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米アマゾンのアンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)=2022年11月30日、米ニューヨーク市/Michael M. Santiago/Getty Images

米アマゾンのアンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)=2022年11月30日、米ニューヨーク市/Michael M. Santiago/Getty Images

(CNN) 米アマゾンのアンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)が今月、従業員らとの会合で、出社の義務に応じなければ会社に残ることは難しいと警告したことが確認された。

アマゾンは米国内の従業員に週3日以上のオフィス勤務を再開するよう求めている。

ジャシー氏が発した警告については、米経済情報サイト「インサイダー」が録音音声などを報じた後、アマゾンがCNNに確認した。

同社によると、ジャシー氏は会合で、従業員が出社再開の方針に同意しない権利は認めるが、無視する権利はないと主張。方針を受け入れなければ、会社に残れる見込みは薄いと言明した。

アマゾンの出社ルールをめぐっては、SNSで最近、1年前に遠隔勤務の人材として採用された従業員にオフィス勤務を強要できるのかという議論も飛び交っている。

インサイダーが公開した音声の中で、ジャシー氏は抵抗を示した従業員に対し、「あなたにとって恐らく良い結果にはならないだろう」と告げている。会合で同氏に、方針の裏付けとなる内部データの提示を求めた従業員もいたという。

アマゾンによれば、ジャシー氏はこれに対し、出社再開はさまざまな要因を考慮して下した判断の結果だと答えた。

アマゾンでは5月、1000人以上の従業員が出社再開に抗議してストライキを展開した。同社は今月、一部の従業員に対し、オフィス勤務の回数が規定より少ないことを把握しているとの警告メールを送った。

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