イスラエル訪問前に知っておくべき10のこと
4.南部に広がるネゲヴ砂漠
イスラエル南部には、広大なネゲヴ砂漠が広がる。この砂漠のエコツアーにはラクダやテントは含まれているが、砂漠の先住民と交流できるツアーはほとんどない。
5.宗教上重要な建造物が集中するエルサレム旧市街
エルサレムの中心に位置する旧市街は、1538年にオスマン帝国のスレイマン1世によって建造された市壁に囲まれている。この約1キロ平方メートルの小さな区画には、イエスが十字架を背負って歩いたとされるヴィア・ドロローサ(苦難の道)や、エルサレム神殿の外壁のうち最後の一部である「嘆きの壁」、イスラム教の聖典「コーラン」に出てくるアル=アクサー・モスクやモスクに隣接する岩のドームなど、宗教上重要な遺跡が数多く存在する。
6.エルサレム症候群
エルサレム症候群とは、エルサレムの強烈な雰囲気により生じる精神状態で、毎年、約100人の旅行者がこの状態に陥る。
典型的な症状としては、興奮状態や宗教的熱情が長時間続き、白衣(ホテルのベッドシーツなど)に身を包み、宗教的な詩を朗読したり、道徳的な純粋さについて説教したりする。
幸い、大半の人は回復する。
7.エルサレムとは対照的なテル・アビブ
テル・アビブは西側地中海に面し、エルサレムからわずか1時間ほどの距離だが、雰囲気はエルサレムとは対照的だ。
ユダヤ教の安息日である金曜日の日没から土曜日の日没までの間、エルサレムの人々は静かに祈りを捧げたり、瞑想にふけるのに対し、テル・アビブの人々は海辺の遊歩道を散策したり、店やバーに繰り出す。
またテル・アビブは、LGBT(性的少数者)の訪問や居住を歓迎しており、「同性愛者に優しい街」としても知られる。