子どもとの長時間フライトで役立つ9つのヒント
4.優先搭乗を利用する
「これから小さなお子様をお連れのお客様の搭乗を開始いたします」
このアナウンスが聞こえたら、子どもたちを連れて、搭乗口に駆け付けるべきだ。たしかに先に搭乗すれば、子どもたちと狭苦しい機内に閉じ込められる時間は長くなる。しかし、他の乗客が乗ってくるまでの数分間に窓際の席を取り合う子どもたちをなだめ、さらに真上の荷物入れに自分の手荷物用のスペースを確保できるだけでも十分だ。
5.バルクヘッド席がいいとは限らない
バルクヘッド席(隔壁の前の席)が素晴らしいのは言うまでもない。足回りのスペースが広く、おもちゃを置くスペースもあるバルクヘッド席は、子ども連れの乗客にはありがたい。
また赤ちゃんを連れている場合、バルクヘッド席は機内でバシネット(赤ちゃん用ベッド)を設置できる数少ない場所の1つだ。バルクヘッド席やバシネットを利用するには事前の予約が必要だが、子どもの体重が25ポンド(約11キロ)未満で、飛行時間が5時間以上の場合は利用をお勧めする。
しかし、バルクヘッド席では、ひじ掛けにテーブルが収納されているため、ひじ掛けを上げることができないことも多いので注意が必要だ。例えば、夜行便で2歳の子どもが気持ちよく眠れるよう、ひじ掛けを上げて、自分のひざの上に足を伸ばして寝させてあげたい場合、それができない席は向かない。