世界の11の暗殺現場
5.米ニューヨーク・ダコタハウス(ジョン・レノン暗殺、1980年12月8日)
1980年12月8日の深夜、レコーディング・スタジオから帰宅したジョン・レノンは、自宅アパートのダコタハウスの私道で4発の銃弾を受けて死亡した。
レノンの妻オノ・ヨーコは現在もこのアパートに住んでいる。
殺害現場となったダコタハウスに事件を示す碑はないが、セントラルパーク内にはレノンを追悼するためにオノが出資して作られたストロベリーフィールズと呼ばれる場所があり、そこにレノンの有名な楽曲である「イマジン」の文字が真ん中に書かれたモザイクの記念碑がある。
6.米テネシー州メンフィス・ロレインモーテル(マーティン・ルーサー・キング・ジュニア暗殺、1968年4月4日)
ノーベル平和賞受賞者であるキング牧師は、メンフィス市内のロレインモーテルのバルコニーでジェームズ・アール・レイに撃たれた。当時キング牧師は、ストライキを行っていた市職員らのデモ行進を支援するために同市を訪れていた。
暗殺現場となったロレインモーテルは、地元住民の資金提供により、国立公民権博物館となった。キング牧師がよく利用した306号室と308号室やモーテルの外装が当時のまま保存されている。