預け荷物の盗難被害、5年で3億円 米空港係員の逮捕者続出
JFK空港では13年にイスラエルのエル・アル航空が設置した隠しカメラで、荷物係がイスラエル行きの便の乗客の荷物から高級腕時計やiPhone、iPad、カメラ、金の指輪や現金などを盗む現場をとらえた。
地元検察によると、この時は係員6人が逮捕され、盗品所持や窃盗の罪を認めたという。
さらに14年には同空港の荷物係2人が逮捕された。調べによると、2人はデザイナーブランドのハンドバッグ2個をスーツケースから盗み、インターネットオークションで転売しようとしたという。
同年12月には、日本やハワイ、ロンドンなど世界各国から来た乗客の預け荷物から貴重品を盗んだとして、さらに7人が訴追された。