イタリアが他国に勝る10のこと
9.スポーツカー
1930年代にレーシングカーメーカーとしてスタートしたフェラーリだが、同社の高級スポーツカーは、今や自動車ファンにとってあこがれの存在だ。フェラーリの2012年の総販売台数はわずか7000台だが、売上は30億ドル(現在の為替レートで約3600億円)に達した。
同じくスポーツカーのランボルギーニはドイツのアウディ傘下となったが、他にも世界的に知られるメーカーとして、パガーニ、アルファ・ロメオ、マセラティなどがある。
イタリアは世界の自動車生産ランキングで上位20位に入っていないが、庶民にとって「高嶺の花」である高級スポーツカーに関しては、イタリアの右に出る国はない。
10.川めぐり
「イタリアで川めぐり」と聞いてもぴんとこないかもしれないが、実は、川めぐりのビジネスは活況を呈していて、新たな航路が次々と開拓されている。
イタリアの川は、他の欧州諸国の川ほど長くなく、航行も容易ではないが、旅行者は美しいユネスコ世界遺産登録地から別の登録地まで船で移動できる。