コモドオオトカゲなんて目じゃない、魅力あふれる自然の楽園 インドネシア・フローレス島
このボートは10人が食事できる高級レストランを備える。料理は、シャンパンやカクテル、ワインに合わせた7種類のコースメニューから選択でき、最後は25年物のサカパ(ラム酒)、イタリア製のチョコレート、キューバ産の葉巻で締めくくる。
ベルティニ氏のボートツアーでは、コモド国立公園の端に位置するカナワ島などを巡る。これらの島々には、ターコイズブルーの海に囲まれた白い砂のビーチがあり、海に潜ると多くのサンゴや熱帯魚が見られる。
コモド島東岸の湾内に浮かぶカロン島には、何万匹ものオオコウモリが生息し、夕暮れにマングローブからオオコウモリの群れが出現し、食べ物を求めて東のリンチャ島に飛んで行く。
群れが完全に渡り終えるのに20分かかり、その間、耳をつんざくようなオオコクモリの鳴き声が夜空に響き渡る。
現地へ行くには
ガルーダ・インドネシア航空のバリからラブハン・バジョのコモド空港に向かう便が1日2回、午前6時と11時に飛んでいる。
インドネシアの国営船舶会社ペルニが月3回、バリ島のベノア港からラブハン・バジョに向かう船を運航している。
ラブハン・バジョから45キロの距離にチュンチャラミの滝がある。滝に行くには、ラブハン・バジョでスクーターか運転手付きの車をレンタルするといい。