ロッテルダムが欧州の新しい「クールな都市」かもしれない13の理由
1898年に建てられた高層ビル、ホワイトハウスは、アール・ヌーボーの影響を受けており、超高層ビルの先駆けとされている。
建築事務所フォスター・アンド・パートナーズが設計したワールドポートセンターやレンゾ・ピアノが設計したKPNテレコムのオフィスビルは、ロッテルダムの有名な高層ビルだ。
また建築家レム・コールハースが設計したデ・ロッテルダムは、垂直都市を概念化したもので、オランダで最も高いビルでもある。
至る所に美術館がある
ロッテルダムのミュージアムパークには広大な緑の広場があり、その周りには自然史博物館やクンストハル美術館がある。クンストハル美術館では、定期的に内容が変わる美術展が開催されている。
またボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館には、ピエト・モンドリアンやフィンセント・ファン・ゴッホ、建築家ヘリット・リートフェルトなどの世界的な芸術作品が展示されている。
ヘット・ニュー・インスティテュートには設計関連の展示物があり、さらにオランダの建築に関するコレクションが保存されている。
市内の使用されなくなった工場ですら素晴らしい
1931年に完成したファン・ネレ工場は、茶やコーヒー、たばこを加工・箱詰めする目的で建てられた。
この建物は、機能建築家ヨハネス・ブリンクマンとレーンデルト・ファン・デル・フルフトが6年の歳月をかけ、丹念に設計した。
2014年には国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録され、現在はオフィススペースとして使用されている。