米ヨセミテ公園のプロポーズ写真、カップルが名乗り出て判明
(CNN) 米カリフォルニア州のヨセミテ国立公園で、偶然撮影されたカップルのプロポーズ場面。「この2人を捜して」という写真家の呼び掛けに対し、本人たちがついに名乗り出た。
ミシガン州に住むフリー写真家のマット・ディッペルさんが今月6日、ヨセミテの名所「タフト・ポイント」で、がけの上に立つ女性とひざまずく男性の姿を撮影。帰宅後の17日から写真をソーシャルメディアに投稿し、情報提供を呼び掛けていた。
写っていた2人はチャーリー・ベアさんと婚約者のメリッサさんだった。チャーリーさんがCNNのニュースチャンネル、HLNに語ったところによると、2人は先週、インスタグラムに投稿されたプロポーズ写真に気付いた。
「正直言って、初めは自分たちなのかどうか確信がなかった」と、ベアさんは振り返る。同じ日に撮ったほかの写真と見比べて確認したという。
ディッペルさんも最初は半信半疑だった。自分たちだと申し出るメッセージは、それまでにもたくさん寄せられていたからだ。
ベアさんたちに「証明してほしい」と返信したところ、2人の友人たちが現地で撮った写真のスクリーンショットが送られてきた。本人たちの服装や、表示されている撮影日時がぴったりと一致していた。ディッペルさんは今、現像した写真を2人に渡す手配を進めている。
ベアさんによれば、この場面は2度目のプロポーズだった。今年2月に結婚を申し込んでいたが、改めて記念になることをしたかった。「2度目も最初と同じくらい緊張した。高いがけの上だからなおさらドキドキした」「高所恐怖症だけど、彼女のために乗り越えた感じだ」という。
2人は来年4月、カリフォルニア州マリブで結婚式を挙げる予定だ。