「原子力で空飛ぶホテル」の構想を映像化 ジブリ映画がヒントに
物資や宿泊客は、電動の民間旅客機や私有機で運ばれる。
実用化は時間の問題とされるものの、巨大なサイズだけに新たなインフラや航空業界側の調整が必要になる。現時点では存在しない、広大な滑走路もそのひとつだ。
ほかの航空機によけてもらうために、航法のパターンを変更する必要も出てくるだろう。
フェイスブック上でのゲイリ氏のフォロワーは約3000万人。そのなかからは、スカイ・クルーズのデザイン上の欠陥を指摘する声も上がっている。
「原子力であろうがなかろうが、大きな重力がかかって離陸することさえできないだろう」という書き込みもあった。
原子炉を空へ打ち上げること自体を問題視する声もある。離陸時にプールの水がこぼれ出さないようにできるのか、という素朴な疑問も浮上した。
フェイスブック上の動画は閲覧回数が930万回に達している。ゲイリ氏はこの構想がただ面白い話として拡散するだけでなく、変化を巻き起こして「人類の前進」に役立つことを望むと述べた。