贅の極み! 世界最多利用客の空港にプライベートターミナルが9月オープン
「PSダイレクト」という追加サービスもある。国内線であれば、ターミナルをスキップして運転手がBMWのセダンで、荷物とともに機体から自宅やホテルまで送り届けてくれる。
LAXのターミナル同様、ATLも専用レーンと駐車場つきだ。
果たして費用は
アトランタのターミナルはすでに予約の受け付けが始まっている。オプションとして年間会員登録すると、料金はさらに安くなる。もちろん年間登録せずに単発での利用も可能だ。片道だけでも、往復でも利用できる。
まずはお試しでという場合は、サロンの単発利用が、年間会員登録なしで、1095ドル(約15万5500円)から。サービスをフルに満喫したいなら、年間会費4850ドルですべてのサービスが1年間利用できる。
21年には、旅行関係の最新情報やアドバイスを紹介するサイト「The Points Guy」が当時オープンしたばかりのLAXターミナルのサロンをレビューしている。「控えめに言っても、サロンでPS社の株は大いに上がった。プライベートスイートルームの豪華さと利便性が、ずっと手ごろな価格帯で利用できる」
食事のメニューも、メインターミナルで提供されるホットドッグやピザと比べれば格段の差だ。「到着直後に、ポメリー・ブリュット・ロワイヤルのシャンパーニュと極上キャビアのスプレッドが出迎えてくれた」
比較としてデルタ航空のスカイクラブ・ラウンジの料金とサービスを見てみよう。年会費は1人あたり695ドルで、「アンバサダー」と呼ばれるスタッフのもてなしと「無料カクテル、新鮮でヘルシーなフード類、無料高速WⅰFⅰ、その他サービス」が、アトランタを拠点とする航空会社の運航する50カ所の空港で利用できる。一部ラウンジにはシャワーも完備されているが、専用保安検査場や機体までの送迎はついていない。