1匹のヘビで新幹線に遅れ、日本では問題になる17分 JR東海
東京(CNN) 定刻通りの運行で評判の高い新幹線を止められるものはほとんどない。しかし車内ではい出した1匹の小さなヘビが新幹線の運行をストップさせた。ただしわずか17分だった。
JR東海によると、東京駅の係員に通勤客から連絡があったのは16日。名古屋から到着した新幹線の車内で、体長40センチほどのヘビを見たという情報だった。
この車両は折り返して大阪へ向かう予定だったが、念のために使用を見合わせ、別の車両を使うことにしたために遅れが出た。他国の国鉄から見れば些細(ささい)な遅れだが、時刻通りの運行を守り続ける日本にとって事は大きかった。
負傷者の報告は入っていない。出発の遅れで乗客600人あまりに影響が出た。
JR東海がCNNに語ったところによると、ヘビの種類は分かっておらず、新幹線に紛れ込んだ経緯は調査中だという。
新幹線は効率性と最大時速320キロというスピードで定評がある。日本の通勤客は列車の運行に確実性を期待する。
2017年にはつくばエクスプレスの列車が定刻より20秒早く出発したという理由で、運営会社が謝罪した。