男子高校生が教室で自分を撃って負傷、クラスメートに謝罪後 米国
(CNN) 米ノースダコタ州の公立高校で11日、1年生の男子生徒が同級生の目の前で拳銃を取り出して自分を撃ち、病院に運ばれた。同州リッチランド郡当局が明らかにした。
学校や当局によると、男子生徒はこの日午前8時40分ごろ、教室でクラスメートに謝罪した後、拳銃で自分を撃った。すぐに教員が応急処置をして、病院に搬送。現在の容体は不明だが、校長によると、病院に運ばれる間も意識ははっきりしていたという。
校長によると、生徒はそれまで学校でトラブルを起こしたことはなかったといい、何について謝罪したのかは分かっていない。
生徒は人口380人の小さな町に住んでいて、生まれた時からこの町を出たことはないという。市長は「私が知る限り、彼は行儀が良く、いい子だった」と話している。
学校は保護者全員に連絡を取り、この日の授業を中止した。12日にはカウンセラーを配置して、授業を再開する予定。校長は「このようなことは初めてだ」「ノースダコタ州にとっても、地域や学校にとっても、こうした事態は極めて異例だ」とショックを隠せない様子だった。