新デザインの米国100ドル紙幣が大量に盗まれる、13年から導入
ニューヨーク(CNNMoney) 米連邦捜査局(FBI)は13日までに、東部ニュージャージー州の連邦準備銀行へ搬送中だった新たにデザインされ、2013年から導入予定の100ドル(約7800円)紙幣が大量に盗まれる事件が起きたと発表した。
フィラデルフィアのFBI支部の報道担当者によると、犯行は今月11日に発生。新紙幣を積みテキサス州ダラスを出発した民間航空会社の便がフィラデルフィア空港に到着した現地時間の同日午前10時20分から、ニュージャージー州内の送り先に荷物が着いた同午後2時頃にかけて盗まれたと見ている。
ニュージャージー州内で新紙幣を運んでいた運送会社が一部が消失していることに気付き、通報した。
FBIの報道担当者は、詳しい被害額には触れなかったが、相当な金額としている。
新紙幣は、背面に「100」の図柄、表の面にはオレンジ色の「自由の鐘」などがかたどられている。