「女のバインダー」発言のロムニー氏、 女性への無理解の表れか
さらに、「バインダー」発言は、オバマ大統領が討論会で優勢な中で飛び出してしまった。
大統領は、雇用、医療保険制度、そして、女性などの問題について、中間層を中心とする有権者のために働き続けるとの情熱や意欲を示している。
今回の問題は、ロムニー氏が有権者と理解しあえない事実を端的に示している。
ロムニー氏は、1回目の討論会後には少しは女性の支持を増やせたようだが、その流れが16日の夜以降、なぜ止まってしまったのかに関する「世論調査のバインダー」が出てくるだろう。
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本記事は、民主党戦略担当などを務めるマリア・カルドナ氏によるものです。カルドナ氏は、ヒラリー・クリントン現米国国務長官の上級アドバイザーや、民主党全国委員会の広報担当ディレクターを務めた経験があります。記事における意見や見解は全てカルドナ氏個人のものです。