人肉食べる目的で女性100人誘拐を謀議、NY市警の警官逮捕
複数の共犯者もいるとみられ、電子メールなどでやりとりした形跡があった。弁護側は謀議について「ただの話ねたに過ぎない」とし、最悪の場合でも、知人と共有していた性的な妄想のたぐいと弁護した。市警は訴追を受け、被告に無給の職務停止処分を科した。
FBIによると、バーレ被告が自宅から謀議の詳細を明かした電子メールやメッセージを発信したのを突き止めた後の今年9月に捜査を開始。捜査筋はCNNに対し、被告と別れた前妻が被告のコンピューターにポルノがあるのを発見し、通報してきたことを明らかにした。
訴状によると、被告が今年7月に作成したとみられるコンピューター文書には一部の女性の人肉を食べる行動計画が記されていた。共犯者とみられる人物とのネットでのメッセージ交換では「被害者1」とする女性について「おいしそうだ」などとの表現があった。
また、別の共犯者とみられる人物とは今年2月、被告が頼まれた女性の拉致についての値段を交渉。被告は5000ドル(約40万円)を要求し、値切ろうとする共犯者に抵抗したという。
FBIなどは被告が作成したリストに載っていた女性100人の身元を調べる作業を続けている。身元が判明すれば今回の犯行計画などについて連絡するとしている。